【連載企画】プルメリアをグロウボックスと人工照明で冬越し! – 第1話(予告編)


プルメリアをグロウボックスで生育を維持しながら越冬させる試験はじめます

この冬の新たな試験テーマとしてグロウボックスと人工照明を用いたプルメリアの越冬について検証したいと思います。

グロウボックスっていったい何?

ほとんどの方が疑問を抱くと思いますので、まずはグロウボックスの説明から始めますね。

簡単に言うと、ご自宅でも簡単に作れる植物工場みたいなものです。

もう少し詳しく言う温室はビニールで囲われていますが、グロウボックスは光を通さない布覆われた温室のようなものです。

そのためLED育成灯やメタルハライド育成灯などの光源が必須です。

そして光を通さない布の内側はシルバーマルチのように光を反射するので、反射した育成灯の光を葉裏にも照射できて光の利用効率が極めて高いのが特徴です。

実際にご家庭でも冬場に室内でトマトを育てて実を収穫することができるなど、一般家庭にも徐々に広がりつつあります。

このグロウボックスはプルメリアの冬越しに使えそうだと思い、昨シーズンの冬にプルメリアクラブでも紹介したのを覚えてる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そしてついに地元房総の大木さんがこのグロウボックスを導入されました。

大木さんの写真をお借りできたので以下にご紹介させていただきますね。

大木さんが導入されたのは、Soda tech Green RoomのMサイズです。
幅100cm、奥行き50センチなのでご家庭にも設置できるお手頃サイズですね。

価格は簡易温室よりはちょっと高めですが一万円台で購入が可能なので、比較的手頃な価格帯のグロウボックスといえるでしょう。


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大木さんは上記のグロウボックスに照明はLED育成灯をチョイスされました。
光の波長を生育ステージに合わせて変えられるフルスペックの贅沢な仕様です。

ちょっと値段は張りますが、成長期や開花期などの成長ステージに合わせて光の波長(=色)を変えられるのはとても魅力的ですね。

平面型の四角形の育成灯でたくさんのLED素子が埋め込まれています。

メーカー品で値段は張りますが、明るい5WのLED素子が80個搭載された最強のLED育成灯ですね。これをみた瞬間にとても欲しいなと思ってしまいました…。


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このLEDライトは光がとにかく強くて直視すると目が焼けるくらい明るいので、屋内使用では遮光できるグロウボックスと併用することが推奨されています。LEDライトは縦の光が非常に強いので温度、湿度はしっかり管理しないと葉焼けの恐れがあります。

密閉環境のグロウボックスはこのライトの良さを最大限に引き出せる便利な箱でもあるわけです。グロウボックスは遮光仕様で外にピンク色の光が漏れないので窓越しにピンクの光が漏れるのはちょっと…とお考えの方にもぴったりじゃないかな😅

というわけでグロウボックスについては何となくご理解いただけたかと思います。

大木さんがグロウボックスを導入後に何度かわが家に来てくださった際に使用感をお聞きしていましたが、プルメリアの冬越しにも便利そうです。

そこでふと思いついたのが、光源装置の使い分けをしたらどうかと…💡

というのもLEDは省エネで発熱も少ないのがウリなのですが、寒い地域や暖房をたかないお部屋でグロウボックスを使う場合は加温器具が必要になりますよね。

温室は読んで字の如く、温度を上げるための熱源があって初めて暖かくなるのです。

温室自体は熱を逃がしにくくするだけで、熱源のない温室だとかならず温室の外と同じ気温か、対流のない場合にはそれ以下の温度になることすらあります。このあたりを勘違いしている方もいらっしゃるようなので、寒い部屋や屋外では温室には熱源が必要ということを覚えておきましょう。

加温用のヒーターだと小さな温室用でも250Wくらいで、それにヒートマットを入れれば小さいものでプラス20Wくらいの電力は消費します。つまり温室やグロウボックス内に光源と熱源の環境整備を行うと、200WのLED照明に270Wの加温器具を加えると470ワットくらい使うわけです。

LED以外に農業の現場で使われて来たメタルハライドやHPSライトがありますが、こちらは光を発する際にかなり発熱します。実はこの熱をグロウボックス内の熱源として活用できないかな?というのが私の思いつきです。

プルメリアのグロウボックス使用は冬場だけであることを考えると、メタルハライド やHPSライトの熱を熱源として利用できないかという発想です。そうすることにより、LEDライト+ヒーターの合計消費電力よりも少なくて済むんじゃないかと…

ちなみに私の温室で使用しているHPSライトの色彩はより太陽光に近くて下の写真のようなオレンジっぽい色彩になります。同じワット数の水銀灯よりも遥かに明るくオランダなどの園芸大国では欠かせない生産性を高めるライトです。

グロウボックスにちょうど良いメタルハライド/HPSライトの能力はおおよそ300Wくらいなはずなので、出力調整のできる安定機を用いて300W照射すればヒーターが不要になるかも?

根っこは暖かくしてあげたいので20Wのヒートマットは使うにしても、ライトと合わせて320Wで済むのでトータルで見るとLED+加温機よりも省エネになるかも?という仮説です。

この仮説に対してSodatecのグロウボックス代理店の自然緑商事さんの御厚意によりデモ機をご提供頂けることになりました♪

というわけでデモ機が届いたら調光可能なHPSライトをグロウボックス内で300W照射して、生育がどうなるかを試してみたいと思います✏️


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同じ県内で同じグロウボックスを用いて大木さんのLEDとわが家のHPS照明での生育特性の比較を行うことによって、グロウボックス内での冬越しについてケーススタディー的なデータがとれそうです🗒

おそらくプルメリアでは世界初のグロウボックスを用いた比較試験になるんじゃないかな。

というわけで、今後の連載をお楽しみに〜🌴

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