秋冬の休眠前の安心して使える肥料 & 葉面散布のススメ


秋冬の低温期に根腐れのリスクなく肥料をあげる方法をご存知ですか?

関東以西では11月ごろから室内に取り込み始める方が多いかと思います。

しかし室内に入れるとまだ夜でも暖かいので、中鉢以上のサイズのプルメリアたちは葉を落とさないで成長を続けるという方もおおいと思います。

室内では十分な光が浴びられないので、室温が暖かく冬場も落葉しないという方にはLED育成灯を用いた補光が有効という話をプルメリアクラブの投稿やアメブロでも紹介しました。

●まだお読みではない方はこちらをご参照ください↓
http://www.plumeria.academy/winter_item/

まだ屋外で管理していて水遣りも時々行なっているという方にオススメなのが、窒素を含まずリン酸とカリ、カルシウム主体でその他微量要素も豊富に含む「Plumeria Activator」を10月のうちに上げておくと良いでしょう。

根の張りをよくしてくれるだけでなく抗菌作用もあるので、根腐れを予防する効果や夏の間の施肥で酸性に傾いた土壌pHを中性寄りに補正してくれる効果も期待できます。


【休眠前や目覚め後のプルメリアに】目覚めの有機肥料『Plumeria Activator』 10個セット(レターパックライトにて発送)

そして昨年も何度かご紹介した気がしますが、もうひとつオススメなのが液肥の葉面散布です。ホームセンター等で買える家庭園芸用の液肥は土に灌注するタイプのものしかありませんが、農家向けには大容量ボトルで様々な液肥が販売されています。

しかし葉面散布剤となると希釈倍率が農薬並みに高い(1000倍くらい)ため、数万円することもざらにある大容量ボトルを使いきれる一般家庭はまずないと思います。

私のところには何千株というプルメリアがありますが、それでも1本何万円もする液肥や葉面散布剤を何種類も試すのはかなり勇気がいります…(^_-;

海外には素晴らしい葉面散布剤がいくつかあって、現地に行った時に分けてもらったりオンラインでお取り寄せもしましたが、送ってもらうとなるとかなりの輸送コストがかかってしまい恐ろしく高くついてしまうのがネックでした。

そこで数年前から国内でも購入が可能な生産農家向けのちょっとマニアックな液肥や葉面散布剤を使ってみましたが、良いものに出会えたのでご紹介します。

以下の葉面散布肥料は有機成分の微量要素を含む画期的な液体葉面散布肥料です。市販の液肥の成分を見ると、ほとんどの肥料がNPK(窒素・リン酸・カリ)しか含んでいないことに疑問を感じていた方もいるかもしれませんが、液肥は固形物でないため有機成分を液体の形で加えると腐敗しやすいため、無機成分のNPKのみのシンプルな液肥ばかりなのだそうです。


【秋冬に眠らないプルメリアに最適】微量要素入り葉面散布肥料|花芽分化・根張り促進用 30ml(ゆうパケットにて発送)

夏の成長期にあげる固形肥料で考えてみるとわかりやすいのですが、NPKしか含まない粒状やタブレット状の化成肥料をあげているのに何年たっても咲かなかったという方が、魅惑の肥料を試してみるといきなりたくさんの花が咲いてびっくりしたという声を多く聞きます。

それはなぜかというと魅惑の肥料には豊富な有機成分を含むからです。実際、化成肥料にも固形肥料にもNPKの3大要素は含まれていますが、決定的に違うのは化成肥料にはそれしか含まれていないという点でした。

秋冬に窒素成分(N)をあげてしまうと徒長したりさび病になりやすくなったりするので、リン・カリ(PK)と有機成分をはじめとする微量要素のみ与えるのが理想だったのですが、上記の葉面散布剤はまさにその理想にぴったりと当てはまる肥料なわけです。

秋冬は植物の代謝も落ちてくるので土壌中の水の吸い上げ速度も鈍り、水遣りの回数もぐっと減ってきます。

暖かいお部屋でプルメリアを管理されている方の中には、秋冬に落葉せずに成長を続けているという方お多いと思います。

そういう方に簡単で安全に肥料分を供給できる方法として、葉面散布はとてもオススメな施肥方法です。

250倍とか500倍希釈の液肥と比べても希釈倍率が高く、農薬並みに薄める(1000倍希釈)なので、1リットルのポンプ式のスプレーであれば使う原液の量はわずか1mlです。30mlあれば30回、つまり30週間分の液肥が作れる計算になりますので、ぜひこの秋はLED育成等と併用して毎週1回の葉面散布も試してみてください。

私の温室では2年前から様々な葉面散布剤を試してきましたが、絞り込んだ結果アメリカ産の葉面散布剤が2種類、国産ではこちらの葉面散布剤のみになりました。

液肥はどうしても鉢にたっぷりと水遣りする感じであげなければならないので、いくら葉が展開し続けているとはいえ、秋冬の低温期にたっぷりと液肥をあげるのはリスクも伴います。

葉面散布剤は葉の両面に肥料をスプレーしてあげるだけなので、手軽に行えますし室内で使用しても固形の有機肥料のような匂いもないので抵抗なく使えると思います。

スプレーする際は1リットルか500ミリリットルサイズの手押しポンプ式のスプレーが便利です。液体の計量は100円ショップでスポイドを購入するか、ダコニールなどの農薬をお持ちの方は付属の軽量カップでも1mlを計量できますので、それを用いてみてください。

今回の備忘録は根腐れのリスクなく、初心者の方にも安心して秋の施肥ができる葉面散布についてのお話でした〜

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